パソコンの容量不足を簡単に解消!初心者でもできるストレージ増やし方

スマートリサイクル_パソコンの容量不足解決法

「パソコンの容量が足りません」「ディスクの空き容量が不足しています」といったエラーメッセージに困っていませんか?
容量不足は、WindowsでもMacでも多くのユーザーが直面するトラブルです。保存しているデータやアプリが増えるにつれ、動作が重くなったり、新しいファイルが保存できなくなったりしてしまいます。

本記事では、初心者の方でも実践できる パソコンの容量不足を解消する方法 と、将来的に安心して使えるようにする ストレージの増やし方 をわかりやすく解説します。

目次

なぜパソコンの容量不足が起こるの?原因をチェック

容量不足の原因は一つではありません。代表的なものは次の通りです。

  • 写真や動画などの大容量データを保存している
  • 使っていないアプリやソフトが残っている
  • 一時ファイルやキャッシュがたまっている
  • WindowsやMacのアップデートによる容量消費

まずは「どこにどれくらい容量を使っているのか」を確認しましょう。

使用状況 確認場所
  • Windowsなら「設定 → システム → 記憶域」
  • Macなら「このMacについて → ストレージ」

写真や動画などの大容量データを保存している

パソコンの容量不足で最も多い原因が、写真や動画の保存 です。特にスマホやデジカメで撮影したデータは高画質化しており、1枚あたり数MB、動画では数百MBから数GBになることもあります。

知らないうちに「思い出フォルダ」や「ダウンロード」フォルダに大量の写真や動画がたまっていませんか?これらは容量を大きく圧迫する要因になります。

使っていないアプリやソフトが残っている

パソコンの容量不足の原因として意外と多いのが、使っていないアプリやソフトが残っていること です。
インストールしたまま放置しているゲームや、体験版ソフト、プリインストールされている不要アプリは、数百MB〜数GBの容量を占有している場合があります。

特にWindowsの場合、メーカー製パソコンには最初から多くのソフトが入っており、実際にはほとんど使わないものが容量を圧迫しているケースが少なくありません。

一時ファイルやキャッシュがたまっている

パソコンを使っていると、自動的に 一時ファイルやキャッシュ が保存されます
これはソフトの動作をスムーズにするための仕組みですが、長期間削除しないまま放置すると、数GBもの容量を占有してしまうことがあります。

代表的な一時ファイルの例としては、

  • インターネット閲覧時に残るキャッシュデータ
  • アプリやソフトの一時保存ファイル
  • Windows Updateのインストール時に生成される不要ファイルなどがあります。

まず試したい!すぐにできる容量の空け方(不要ファイルやアプリ削除)

お金をかけずに今すぐできるのは以下の方法です。

  • 不要なファイルを削除
  • いらないアプリをアンインストール
  • ゴミ箱を空にする
  • ディスククリーンアップ(Windowsの場合)

これだけでも数GB以上の容量が空くことがあり、効果をすぐに実感できます。

不要なファイルを削除

パソコンに保存されている古い文書や写真、ダウンロードしたままのファイルは、知らないうちにストレージを圧迫しています。特に「ダウンロード」フォルダや「デスクトップ」は、整理をしないとデータがどんどん増えていきます。

対処法のポイント

  • ダウンロードしたインストーラーや重複したファイルを削除
  • 古い写真やドキュメントは外付けHDDやクラウドに移動
  • デスクトップにため込みすぎないように整理

シンプルですが、こまめに不要ファイルを削除するだけで容量不足を防げます。

いらないアプリをアンインストール

使っていないアプリやソフトも容量不足の大きな原因です。数百MB〜数GBの容量を占めている場合もあり、削除すれば大きな空きを確保できます。

対処法のポイント

  • Windows:「設定 → アプリ → アプリと機能」から削除
  • Mac:「アプリケーション」フォルダからゴミ箱に移動し、ゴミ箱を空にする
  • ゲームや体験版など、使っていないものは思い切って整理

必要なときに再インストールできるので、迷ったら削除しても安心です。

ゴミ箱を空にする

「削除したつもり」でも、実はゴミ箱に残ったままの場合があります。これも容量を圧迫する隠れた原因です。特に動画や大きなファイルを削除した場合は、ゴミ箱を空にしない限り容量は戻りません

対処法

  • デスクトップ上の「ゴミ箱」を右クリックして「空にする」を選択
  • Macの場合はDockにあるゴミ箱を長押しして「ゴミ箱を空にする」を実行

とても簡単ですが効果は大きく、数GB単位で空き容量が戻ることもあります。

ディスククリーンアップ(Windowsの場合)

Windowsを利用している方は、標準機能の ディスククリーンアップ を使うのがおすすめです。不要な一時ファイルやシステムファイルを自動的に削除してくれるので、初心者でも安心して使えます。

実行手順

  1. スタートメニューで「ディスククリーンアップ」と検索
  2. 実行したいドライブを選択(通常はCドライブ)
  3. 不要ファイルにチェックを入れて「OK」をクリック

これで簡単に数GB以上の容量を解放できる場合があります。

便利に活用できるクラウドストレージという選択肢

削除だけでは足りない場合は クラウドサービス を活用しましょう。

  • Google ドライブ(無料15GB)
  • OneDrive(Microsoftアカウント連携で便利)
  • iCloud(Apple製品ユーザーにおすすめ)

クラウドに写真や動画を移すことで、パソコンのストレージを大幅に節約できます。また、スマホやタブレットとデータを共有できるのも大きなメリットです。

Google ドライブ(無料15GB)

Google ドライブ は、Googleアカウントを持っていれば誰でも無料で使えるクラウドストレージです。無料枠でも15GBと比較的多く、写真・動画・文書などを保存するのに十分な容量があります。

メリット

  • GmailやGoogleフォト、Googleドキュメントと連携できる
  • Windows・Mac・スマホどちらからでもアクセス可能
  • 無料で15GB使えるため、初心者でも気軽に利用できる

写真や動画を整理してGoogle ドライブに移動するだけで、パソコン本体の容量不足を簡単に解消できます。

プラン名料金付与データ容量
無料プラン0円15GB
ベーシックプラン250円/月・2,500円/年100GB
スタンダードプラン380円/月・3,800円/年200GB
プレミアムプラン1,300円/月・13000円/年2TB

OneDrive(Microsoftアカウント連携で便利)

OneDrive(ワンドライブ) は、Microsoftが提供するクラウドサービスです。Windows 10やWindows 11には最初から組み込まれているため、設定すればすぐに利用できます。

メリット

  • Windowsのエクスプローラーと連携し、普段のファイル操作と同じ感覚で使える
  • Microsoft Office(Word・Excel・PowerPoint)との相性が抜群
  • 無料で5GBまで利用可能、有料プランはOffice 365とセットでコスパ良し

特にWindowsユーザーにおすすめで、難しい操作をせずに容量不足を解消できます。

iCloud(Apple製品ユーザーにおすすめ)

iCloud(アイクラウド) はAppleが提供するクラウドサービスです。iPhoneやiPad、Macと連携できるのが最大の特徴で、Apple製品を複数持っている方に最適です。

メリット

  • iPhoneやiPadの写真・動画を自動で同期可能
  • Macの「写真」「書類」フォルダとシームレスに連携
  • 無料で5GB使える。有料プランで50GB以上に拡張可能

特にAppleユーザーはiCloudを使うことで、スマホとパソコン両方の容量を効率的に管理できます。

もっと快適に!外付けHDD・SSDで容量を増やす方法

「もっと容量がほしい」という方には、 外付けHDDやSSD の利用が便利です。

  • HDDは大容量でコスパ重視(動画・写真の保存に最適)
  • SSDは読み書きが速く、持ち運びにも便利(作業用におすすめ)

USBで接続するだけなので初心者でも簡単に使えます。将来的にパソコンを買い替えても使い回せるのが大きなメリットです

外付けHDD(大容量データ保存におすすめ)

外付けHDD(ハードディスクドライブ) は、写真や動画などの大容量データを保存したい方におすすめです。価格が安く、1TB〜4TBといった大容量モデルでも比較的手に入れやすいのが特徴です。

メリット

  • 大容量でもコストが安い(コスパ重視ならHDD)
  • 写真・動画・音楽など、保存専用ストレージとして最適
  • 据え置き型は安定して使えるため、バックアップ用途にも便利

「パソコンには必要な分だけ残し、過去のデータは外付けHDDに保存」という形にすると、本体の容量不足を気にせず快適に使えます。

外付けSSD(高速で持ち運びにも便利)

外付けSSD(ソリッドステートドライブ) は、HDDよりもデータの読み書き速度が速く、持ち運びに便利なコンパクトサイズのモデルが多いのが特徴です。

メリット

  • HDDに比べてデータの読み書き速度が速い
  • 小型・軽量なので、ノートパソコンと一緒に持ち運びやすい
  • 衝撃に強く、外出先での利用にも安心

特に動画編集や大容量データを頻繁に扱う方にはSSDがおすすめです。容量はHDDに比べて少なめ&価格は高めですが、その分スピードと使い勝手は抜群です。

パソコンを長く使うための容量管理のコツ

最後に、容量不足を繰り返さないための習慣を紹介します。

  • 定期的に不要ファイルを削除する
  • 写真や動画は外付けストレージやクラウドに移す
  • 大きなソフトをインストールする前に空き容量を確認する

日頃から少し意識しておくだけで、快適な状態を長く維持できます。

定期的に不要ファイルやキャッシュを整理する

容量不足を防ぐ基本は、定期的にパソコンの中を整理すること です。

  • 古い写真・動画・文書ファイルを確認して不要なものを削除
  • ブラウザやアプリのキャッシュを削除
  • ダウンロードフォルダやデスクトップを整理

定期的に掃除する習慣をつけることで、容量不足によるパソコンの動作遅延を防げます。

写真や動画は外付けHDDやクラウドに保存する

パソコン本体に大量の写真や動画を保存すると容量を圧迫します。

  • 外付けHDD・SSD に移動してパソコンの空き容量を確保
  • クラウドストレージ(Google ドライブ・iCloud・OneDrive) にバックアップ

これにより、パソコンを軽く保ちながら、大切なデータも安全に保管できます。

大きなアプリをインストールする前に空き容量を確認する

新しいアプリやソフトをインストールする際、事前に空き容量をチェック することが重要です。

  • Windowsなら「設定 → システム → 記憶域」で確認
  • Macなら「このMacについて → ストレージ」で確認
  • 空き容量が少ない場合は、不要ファイル削除や外付けストレージを活用

インストール前に確認するだけで、容量不足によるインストール失敗やパソコンの動作遅延を防げます。

まとめ

パソコンの容量不足は放置すると動作が遅くなり、作業効率も下がります。
初心者でもできる解決方法としては、

  1. 不要ファイルやアプリを削除する
  2. クラウドストレージを活用する
  3. 外付けHDDやSSDで容量を増やす

この3ステップを実践することで、快適にパソコンを使い続けることができます。

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